午前と午後の2回、麴を発酵機から出してもみほぐして、麴菌がお米に入りやすくする。
昨日から浸しておいた大豆を大きな釜で灰汁をすくいながら静かに煮る。
夕方まで煮て明日まで放置、明日もう一度やわらかくなるまで煮る
いよいよ明日は味噌の仕込だ!
麴が出来上がるのを待って大豆が柔らかくなったら塩と混ぜて樽に仕込む。
難しい作業はないが前後あわせて一週間は作業がつづく。
おいしくなあれと味噌に念じながら仕込む準備はほぼ完了だ。
去年は作る時期が遅くなって6月だった。寒い時期に仕込むのが安心だ。
仕込んで1年を越したらおいしい味噌の出来上がり。
米を作って、豆を作って、食べられるまで2年から3年
しょうゆや柿酢も同じくらいの年月がかかる。
樽も瓶も2年分、保管する場所も必要だ。
生活空間と別に、穀物倉庫や塩や昆布のストックする場所、
味噌などの発酵食品の保管場所、作業をするために必要な機材置き場と
移住して10年で引越しを考えられないほどストックする空間が増えた。