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放置してあるトラクター

田んぼの真ん中で動かなくなったトラクターを放置している。
2月半ばには選手交代で、いよいよ引退してもらう。

今年の麦の畑を耕して、田んぼを耕してまだ修理はできるかもと思いつつ
次の中古のトラクターに交代することになった。

壊れても部品がすぐに手に入って、直せる間は使ってきた。
今までの修理箇所は
バッテリー・・・最終的に交換、充電器を5000円くらいで購入して解決
ロータリーのベアリング・・・・これは規格品なので手に入って交換修理 20000円
ロータリーの歯・・・・・交換器具と一緒に購入、さびでなかなか回らないナットと格闘して交換。・・・・30000円
マフラーが経年変化でぼろぼろにさびて欠損・・・・・ステンレスの煙突をねじで固定して対処
ラジエーターの細いチューブが取れてオーバーヒート・・・・留め金具を付けて解決
セルモーターの寿命・・・・・セルモーター専門の修理職人に依頼して新品同様に修理、
              エンジンが一発でかかるようになる 25000円
そして今回はウォータポンプと直結しているプロペラシャフトが脱落・・・・
     修理見積もりが部品交換で80000円・・・さらに
ラジエーターもまだもれてはいないがウォーターポンプを修理すると負荷がかかるので
ホースとかほかの部分もだめになる可能性があると・・・・
ほかにもギアが入りにくくなっているとか(磨耗していると思われる)
前輪のグリスが抜けてしまうとかガタがあってまっすぐに走行できないなど
症状的にはエンジンの周りがまったく問題ないヤンマーのトラクターは立派だ。
何度かオーバーヒートしても冷まして、冷却水を補充すればちゃんと動く
修理の担当者もそこそこに修理して寿命を5年間延ばしてくれたのはありがたかった。

また道具をちゃんと直せる知識を持った人たちに恵まれたのも感謝。

思えば広い田んぼを借りたときに近所の人の親戚が乗りつけたぼろぼろのトラクターを
5年間も使って田畑を耕せたので、麦も大豆もお米も十分収穫できた。
田植え機やバインダーやハーベスタ、足踏み脱穀機なども、一度は引退した機械たちが
我が家に来ていまだに元気に動いているのが奇跡のようで、
それぞれの機械も20年以上の時間が経過している。
それでもいまだに活躍してくれるのはありがたいことだ。



by dug-wara | 2017-01-29 15:18 | Comments(0)
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